◆鍼灸施術後の注意事項
鍼灸施術後は血流が良くなって、副交感神経優位になることが多く、からだは休息しようとします。
ですから、ゆったりと過ごしていただく、可能ならお昼寝などをとっていただくと、施術効果も上がりやすいです。
血流が良くなっていますので施術後当日は以下のことにご注意くだい。
・激しい労働や運動を避ける。
・飲酒はお控えください。
・施術直後の入浴は控え、同日夜などに入る場合は長風呂を避け、短めに済ませる。
◆鍼灸施術後の反応
施術後にまれに以下のような反応が起こることがあります。
・施術後に重だるさが残る。筋肉痛のような痛みが残る。
鍼施術による鍼独特の響き感により起こります。
通常はすぐに消えてしまう感覚ですが、まれに残る場合があります。
その場合も数日で必ず消えますのでご安心ください。
残っているときはその場所を温めたり、触ったりせずにいただけると早めに消えていきます。
・皮下出血(内出血)
鍼後に出血した場合、鍼の穴が小さいのですぐ閉じてしまい、皮膚の下に出血した血が溜まってしまう場合があります。
これが皮下出血です。血流が悪く、老廃物が溜まっている部位に起こることが多いです。
必ず1~2週間程度で代謝され、消えていきます。