杜仲茶
こんにちは。
あいメディカル治療院の美容鍼担当田中です
以前もお話しした「管理薬膳師講座」に今週も行ってきました
この講座は嬉しいことに毎回薬膳茶を生徒に出してくださいます
今回は杜仲茶でした。
杜仲は古代より五大生薬として数えられ、中国では珍重されてきました。
杜仲茶は杜仲の樹木の皮を煎じてお茶にしたものです。
コレステロールの吸収を抑制したり、高血圧の予防に良いなどで
日本でもポピュラーですよね。
実は杜仲茶の効果はこれだけではありません。
具体的な症状を上げる前に基本的な性質をご紹介します。
薬膳では食物にもそれぞれ性質があると考えます。
熱性、温生、平性、涼性、寒性の5つです。
熱、温性はからだを温め、興奮させる作用、
涼、寒性はからだを冷やし、消炎、鎮痛する作用、
平性はそのどちらでもありません。
杜仲茶はからだを温める作用のある温性です。
ですから特に冷えのある方に良いお茶と言えます。
作用する部位は肝腎(五臓六腑という東洋医学独特の内臓の考え方での肝腎)であることから、
腰痛や虚弱、頻尿などにも聞くと言われています。
味は少々香ばしく、
私は飲みやすいと思います。
お茶はお手軽に採れる薬膳だと思いますので
おススメです
今後も機会がありましたらお茶をご紹介していこうと思います。
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