美容のツボ! ~ニキビ編②~
名古屋市名東区エリアから多くのお客様にご来院いただいている
あいメディカル治療院の美容鍼担当、田中です。
前回ニキビに効くツボをご紹介いたしました。
今回も引き続きご紹介していきます。
① 尺沢(しゃくたく)
手の太陰肺経(てのたいいんはいけい)のツボ。
場所:肘窩(ちゅうか)横紋上にあり、上腕二頭筋腱の親指側の横に取る。
由来:「沢」は水の集まるところ。「沢」をつける経穴は血管に富む場所が多い。
尺沢は肺経の合水穴(ごうすいけつ・水に関係するツボ)でかつ橈骨(とうこつ)動脈拍動部の近くにあることがその由来。
② 少商(しょうしょう)
場所:親指の爪、外側の角から一分に取る。
由来:鍼灸の古典書では「大」、「少」により陰と陽を区別し、また末端を「少」と称している。
肺は五行の中では「金」に属し、その金に同様に属する音に「商」があるのでこの名がついた。
③ 委中(いちゅう)
足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)のツボ。
場所:膝下横紋の中央に取る。
由来:「委」は弯曲を表す。本穴は膝を屈曲するとその中間に位置するので委中と命名された。
尺沢と少商はいずれも肺の経絡の重要穴です。
東洋医学では「肺は皮毛(ひもう)を主る」と言います。
(皮毛とは産毛、汗腺などを含んだ皮膚表層を言います。)
肺が気を発散分布させることにより気がめぐり、それにより津液(しんえき・水)や精がめぐり、肌を滋養します。
つまり東洋医学的には美肌のためには肺の働きも重要ということです。
また前回ふれたようにニキビの発生原因には痰湿が絡むということもお伝えしました。
肺の重要な役割の一つに水のめぐり、排泄を促す作用があります。
肺の作用により古い水は膀胱に送られます。
この作用がうまくいかないと痰湿が溜まってニキビとなります。
ですからぜひ、これらのツボをツボ押しして肺の機能をアップさせ、
美肌を手に入れましょう!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
日進市・長久手市・名東区の美容鍼は
あいメディカル治療院
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆