女性のためのデトックス講座 ~痰湿(たんしつ)編⑥~
日進市エリアから多くのお客様にご来院いただいている
あいメディカル治療院の美容鍼担当、田中です。
体内の水分代謝が悪いと、老廃物が溜まります。それを東洋医学では痰湿(たんしつ)と呼びます。
痰湿は美容面でも健康面でも様々な症状を引き起こす原因となります。
(具体的には女性のためのデトックス講座 ~痰湿(たんしつ)編①~をご覧ください。)
今回はセルフケアにお勧めなツボ押しに使える痰湿改善のツボをご紹介していきます。
足の少陰腎経(しょういんじんけい)のツボ。
場所:内くるぶしの一番高い部分から指3本分上で、アキレス腱の前に取る。
由来:再び流れてくるという意味。腎経は足底から始まり足の内側から脚の内側後部を上がっていくが、
一度、その流れは太谿(たいけい)穴で下降し、再び、上行して復溜に来るためこの名がついた。
② 陰陵泉(いんりょうせん)
足の太陰脾経(たいいんひけい)のツボ。
場所:膝を立てて座り、脛骨内縁を摩りあげて膝下付近で指が止まるところ。
由来:脛骨の内側顆が「陰陵」=高い突起の意味で、「泉」は湿邪(しつじゃ)を外へ出すということ。
脾虚(ひきょ)からくる浮腫に効くという意味を表す。
③ 豊隆(ほうりゅう)
足の陽明胃経のツボ
場所:足三里穴から指7本分下にある条口(じょうこう)穴から外方へ一筋隔てた陥凹部に取る。
由来:「豊」は大きい、「隆」は盛んという意味である。
豊隆のある部位の筋肉が豊満に盛り上がっているところから、この名がついた。
復溜の「溜」は水が滴り落ちることや、水が溜まることを意味します。陰陵泉の「泉」はいずみ。
いずれもその名から体内の水の流れに作用しやすいツボであることがうかがえます。
また豊隆は痰湿を除去し、癒すのによく効く重要なツボです。
これらのツボを押して、溜まってしまった痰湿を押し流し、デトックスしていきましょう!
次回はおなかと腕にある痰湿に効くツボをご紹介します。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
日進市・長久手市・名東区の美容鍼は
あいメディカル治療院
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆