じんましんと吹き出物にハトムギ
こんにちは、あいメディカル治療院の美容鍼担当、田中です
皆様ゴールデンウィークは楽しく過ごされましたか?
ゴールデンウィークと言えば私事ですが、
この時期必ず
じんましんがでます
私は花粉症なので2月から抗アレルギー剤は
飲み続けているのですが、
このじんましんには抗アレルギー剤は効かないのですね。
飲み続けていようが、飲んで薬剤の体内濃度が一番高いだろう時間帯でも関係なく出ます。
そして遊走性です。
つまり時間時間でかゆみの出る場所が変化します。
また、手足のむくみを伴います。
さらにもう一つこの時期になると
頚に芯のある吹き出物が数か所できます。
しかし、今回はあるものが非常に効きました!
大げさじゃなく、
飲んだとたんじんましんが治まり、
むくみがとれ、
頚の吹き出物も落ち着きました
(「とたん」と書きましたが
大げさでなく、今回は本当に飲んでしばらくしてすぐ効果がありました。)
あるものとは
ハトムギです
炒ったハトムギに水を加えて煮立てた
ハトムギ茶。
市販のはと麦茶は飲みやすさとコスト面から
大麦が混ざったものがほとんどですが、
これはハトムギ100%です。
ある時偶然手に入れた、
国産の殻付きハトムギがあることを思い出し、
今回煮詰めて飲んでみました。
味は・・・
そうですね、麦茶はおいしいですね・・・
ハトムギ茶はうん、個性的
でも炒って、濃く煮だせばまあまあのお味でした
しかし、何よりも効果が抜群だったので
この時期だけでもちゃんと続けようと思います
ハトムギはもともと、生薬(漢方薬の材料)ですし、
当然薬膳でも使われます。
その効能はイボに効くこと、美肌効果が有名ですが、
薬膳的な観点からもう少しいうと
からだの中に溜まった痰湿(老廃物を含んだ余分な水分)を
排出させてくれるので解毒作用があります。
また体の中に溜まった余分な熱を冷ます効果もあります。
私のじんましんは風湿(風邪(ふうじゃ)と湿邪(しつじゃ)が結びついたもの)
が関係しているのは自分でわかります。
遊走性の症状(風は動き回る)、
むくみを伴う・ふきでものができる(湿邪の特徴)などから間違いないでしょう。
ハトムギはこのうちの湿邪を取り去ってくれるのでしょう。
良薬は口に苦しと患者様にも日ごろお話させていただいているので、
今回は自分にも言い聞かせ、しばらく飲み続けます
- 「リニューアルオープンしてまもなく1か月」前の記事→
- ←次の記事「じんましんと吹き出物にハトムギ ~その後~」