女性の健康のバロメーター
長久手市エリアから多くのお客様にご来院いただいている
あいメディカル治療院の美容鍼担当、田中です。
月経(生理)不順や月経痛、月経前症候群(PMS)など
月経に何かしらの問題や症状を抱えていらっしゃる女性は意外と多いです。
そして不調があることを問題視されていない場合もあります。
もちろん本当に問題にならないケースもありますが、
中にはご本人に注意喚起させていただかなければいけない場合もあります。
月経に関する不調と言っても大きく二つに分けられると思います。
一つは月経がくる周期や期間に関する不調。
これは要するに月経の来かたの不調です。
もう一つは月経がくる直前や月経中など月経周期中に出る体の不調です。
不調に関して触れる前に正常な月経について。
正常な月経周期とはどのくらいかと言うと
25日間~38日間で月経がくるのが正常とされています。
また正常な月経の持続期間は3日~7日と言われています。
この正常な周期より短く24日未満の周期で月経がくるのを頻発月経、
39日以上の周期で月経がくるのを稀発月経といい、
月経が開始して1、2日で終わってしまうのを過少月経、
8日以上続くのを過長月経と言います。
また月経が18歳の誕生日を過ぎても一度も来たことがない場合を原発性無月経。
反復している周期で月経が来ていた女性が
妊娠、産褥期や閉経以外で3か月以上月経が来ない場合を続発性無月経と言います。
いずれも女性ホルモンの分泌に何らかの異常がある場合があり、
場合によっては排卵が起こっていない場合もあります。
これらの不調は放っておくとひどい場合は不妊症などにつながることもあるので、
一度は婦人科を受診することをお勧めします。
特に無月経の場合は放っておかず早期に婦人科を受診してください。
そしてもう一つの不調である月経前あるいは月経中の症状について。
これは月経前に不調を起こす場合と月経中に不調を起こす場合に分けられます。
月経前に不調を起こすものを月経前症候群(プレ・メンストラル・シンドローム、略してPMS)と言います。
およそ月経1,2週間前から腹痛や頭痛、腰痛、おなかの張り、乳房の張り、
イライラ感、不安感、むくみ、下痢、便秘などの症状が起こります。
これらは程度の差はあれ、多くの女性に起こる症状ですが、
日常生活や仕事などに支障が出るほどになるとPMSだと言われます。
月経中の不調は腹痛や腰痛、頭痛、倦怠感、ひどい方は吐き気などを伴うこともあります。
これもやはり日常生活や仕事などに支障が出るほどになると月経困難症と言われます。
月経困難症の原因はストレスや生活習慣の乱れ、慢性的疲労や冷えなどが挙げられますが、
それ以外に子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因になる場合があるので
症状がひどい場合は一度婦人科を受診した方が良いです。
月経は女性の健康のバロメーターです。
忙しい日常では月経のことを気に留めていられないこともありますが、
不調を放っておくと場合によっては疾患が隠れていたり、
長期的にみると不妊症につながってしまったりしてしまう場合があります。
大事なたった一つのお体ですから不調がある場合は
ご自分のために少し時間をとって、婦人科を受診してください。
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